えちぜん鉄道 勝山永平寺線 旧型電車で初乗車

福井口駅にて三国芦原線を降りて5分後に入って来た、次に乗る勝山永平寺線18:00発勝山行き電車も、Netで拾った情報の通り、吊り掛け式の旧型電車の運用でした。正面アップで見ると、2本の大きなアンテナが昆虫の触角みたいです。
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この列車の編成は
←福井方  勝山方→
 2113 + 2112
 (冷房)  (非冷房)

今度も1両が非冷房車両。夕方の帰宅ラッシュの時間なので車内は混雑していますが、半分ぐらい乗ったところで空いてきて座れました。

夕暮れ時、とある右側に片側1面のホームの無人駅では、たった1名の買い物袋を持ったおばさまが下車。ホームを降りた先は狭い舗装道路で、ど真ん中に軽トラックが1台止まっています。道路の真ん中に車止めたら、鉄道利用者が歩きにくいよなと思っていたら、そのおばさま、おもむろに軽トラックの助手席のドアを開けて乗りこむと、颯爽と走り去って行きました。うーん、素晴らしい光景かも。

終点間際では更に空いてきて、一番前でかぶりつき。スノーシェッドのある交換駅。
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写真ではよくわからないのですが、木製ポール。何年前に建てられたものでしょうか?
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なんとこの路線。柵なしで右手に狭い舗装道路と並走する区間があるのです。なんとなく併用軌道。
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終点勝山に到着です。奥の工場はかつては貨物輸送をしていたのでしょうか。写っている電車はこの電車が到着すると、すぐに福井方面に出発して行きました。
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折り返しまで30分の時間があるので撮影撮影。
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左が福井側2112、右が勝山側2113

元運転台があった側も、
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左が2112、右が2113で切妻。

駅舎のある1番ホーム側からも
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電動貨車みたいな電気機関車はここで保存されていました。
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日もだんだん暮れて来て乗車時にもまた撮影。
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デジタル化でこんな暗くても手持ちでそこそこ撮れるのがありがたいです。なかなか味のある写真が撮れて大満足。

折り返しはがら空きでまるで回送電車。
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発坂から保田間ではカメラでビデオ撮影をしました。後ろの車両から撮ったので右に左に車体をくねらせて進む様子も面白く、カーブで線路が軋む音、昔ながらの踏切の鐘、まさに夜汽車(電車)の雰囲気。そして吊り掛け音もけっこうスピードも出してくれたので高音域とカランカランという音(←解る人にしか解らない表現ですみません)がたまりません。シャーというブレーキ音で最後に締めて、これはいい感じで録画で来たぞと思ったのですが、後で見てみると、カメラに付いているマイクだったのであまり音が拾えていない、膝の上に乗せたカメラが激しい揺れでぶれて、見ているとだんだん気持ちが悪くなって来る動画に仕上がってしまっていたので、キャプチャー画像だけを載せておきます。
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途中駅ですれ違う、もう一本の吊り掛けの旧型電車。勝山側は2108、福井側は車番分からず。
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そして20:13に終点福井に到着です。
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さすがに4時間もロングシートの旧型電車に乗り続けていたのでくたびれました。
夕食はどうしよう。出来れば北陸の魚が食べたいとちょっと駅前をぶらついてみますが、適当なところが見つからずJR駅構内の回転すしへ、カウンターに座ってビールを注文してから、いつも東京で利用する120円とか130円均一でない事に気付き、ソースかつ丼にしておけばよかったと少し後悔。お皿の色を気にしながらセーブしつつも2,800円も食べてしまいました。

その足でちょっと福井鉄道の福井駅前駅で撮影。
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明日はここから始発電車(といっても7時04分発)でスタートです。

(乗車日:2012年8月)

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えちぜん鉄道 三国芦原線2

三国港では折り返しまで11分の時間があります。降りて急いで撮影です。

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まずはホームで2116の元運転台があった側

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2111の元運転台があった側は切妻のままです。どちらも元は片運転台車両で両運転台に改造されて単行運転されていたようですが、ブレーキが旧式なため1両運転だと故障すると止まれない。そこで1両が故障してももう1両で止まれるようにと、2両固定編成になったようです。

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駅舎反対側から全景

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左2116・右2111、並列縦書きの板サボがなんとも素敵。
写真では良く分かりませんが、この電車は冷房車・非冷房車とも屋根上のごつい機器類がなかなか魅力的なのです。模型ファンならじっくり創り込んで再現してみたいところでしょう。この会社の車両も汚れが目立ちやすい塗装でありながら、いつもきれいに洗車されている感じです。やはり自家用車を常にピカピカな状態にしておく(ように私は感じている)、福井県民の鉄道だからでしょうか。翌日に乗る福井鉄道もそうでした。

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いかにも戦前製電車の台車

これだけ撮って急いで乗ってきた電車に戻ります。

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帰りにすれ違った5000系はたった1両の希少車。
この鉄道にはいろいろ歴史があるんですよね。今こうして乗れるのは本当に嬉しい事。

福井方面への戻りは後ろの冷房車で少しウトウト。あっという間に勝山永平寺線接続駅の福井口に到着。終点福井まで乗って、次の勝山永平寺線も始発から乗りたかったですが、福井のちょい手前ですれ違ってしまうんでそうはいかないのです。しかしこの福井口も降りる価値のある面白い駅でした。

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1番ホーム(三国港・勝山方面共用)から2番線(三国港からの福井方面)を望む。写っているのは乗ってきた三国港発福井行旧型電車。電車よりも狭いと思われる2番線プラットホームがなんとも素晴らしい。屋根や駅名票といった構造物は全く無し。あったら歩くのに邪魔。勝山方面からの福井方面3番ホームはこの写真の左手後方にあり。

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1番ホームから三国港・勝山方面を望む。眺めていて楽しくなる線路配線。右手奥に見えるのが勝山方面からの福井行き列車が発着する3番ホームです。

そういえば福井口駅三国港方面に広がる車両基地も独特な感じでした。中小鉄道の車両基地といえば狭い敷地にコンパクトにまとめた感じのが多いですが、ここは広い敷地(JRとJRをアンダークロスする三国芦原線の間の半円スペース)にのびのびと線路を広げていったような感じで、なんとなく海外の鉄道の車両基地を思わせるものがありました。

(乗車日:2012年8月)

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えちぜん鉄道 三国芦原線 旧型電車で初乗車

次に乗るのは16:10発えちぜん鉄道三国芦原線の三国港行きです。この線、えちぜん鉄道自体乗車するのは初めてになります。

接続時間は23分なので、そのままえちぜん鉄道のりばへ行こうとしましたが、本日予約しています、駅前ビジネスホテルが、本当に駅前すぐのところにあるのをJR高架ホームから確認出来ましたので、まずは急いでチェックインして、ディパックの中身を一回全部ベッドにぶちまげ、カメラだけにしてから向います。

えちぜん鉄道公式HPですと、フリーきっぷの類は土日祝日しか発売されない福井鉄道との共通のしかないようで、この日は平日なので、毎回毎回切符を買っての乗車と思っていたのですが、ダメもとで「フリーきっぷみたいのはあります?」と駅員さんに聞いてみたら、「ちょっと高いんですが1500円のがあります」との事。迷わずこれを購入します。

ホームへ進むと待っていたのは…

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ジャーン!吊り掛け駆動の旧型電車・MC2101型ではないですか!
今回の旅行は勝山永平寺線は旧型電車も目的で絶対乗るとして、三国芦原線は次回でもよいかな、それより東海地方の未乗線をと思っていたのですが、これは嬉しい誤算です。浜松からストレートにここまで進んで来て良かった。

ちなみにネットで拾ったえちぜん鉄道の旧型電車の運用は
①福井17:56→18:49勝山19:19→20:13福井20:26→勝山21:19
  翌朝の勝山6:59→7:52福井
②福井19:56→20:49勝山
  翌朝の勝山7:17→(快速)→8:16福井
 (どれも朝の運転が平日となる場合のみ運転)

16:10発の三国港行きが、本日はイレギュラーな運用で旧型電車が入っているのかどうかなど分かりませんが、三国港側は入線時は回送のサボを付けており、2番線奥には6000系2連が引っ込んでおり、今ここで交換されたような感じです。

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2番線奥に引っ込んでいる6000系。かくれんぼしているみたいで何となく味のある光景。

さて出発。
低いグォーンという音と共に加速。この日の朝に乗った遠州鉄道の吊り掛け電車は、1978年製の新しいものだからか、ちょっと音が違うような感じでしたが、こっちは元が戦前生まれの南海1201型に阪神電車の車体を乗せたもの、吊り掛け音も本物です。(←どちらも本物ですが、私がこれは本物だと感じているだけです)

この列車の編成は
←福井方   三国港方→
  2111 + 2116
  (非冷房)  (冷房)

車内放送で、前が冷房車ですよと呼びかけているので、前は混雑、後ろはガラガラで進みます。私が乗るのはもちろん非冷房車。吊り掛け音もよく聞こえるし、夏の電車で窓を開けて、今時は風を感じながら乗るというのも今ではなかなか経験できません。

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車内の様子

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関東在住者には珍しい日よけのよろい戸、窓の半分しか覆えないのですね、合理的かもしれません。阪神では現役なのでしょうか? 窓が上部しか開かないように改造されてしまっているのは少し残念。

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なぜが曲線の鉄橋。

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スピードも60kmまで出します。吊り掛け駆動の高音域の音、素晴らしいです。

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30分間隔での運転ですので15分に1回すれ違います。次は何が来るかなと待つのも楽しい。写っているのは現在のえちぜん鉄道の主役でありながら、今回は一度も乗車する事が無かった6000・6100系の類。愛知環状鉄道時代は野暮ったい塗装(確か公募された案を採用したのでしたっけ? 元気なイメージではありますが、車両のデザインと全くかみ合っていない。)であまり好きになれませんでしたが、このえちぜん鉄道塗装はすっきりというか爽やかというか素晴らしい。何よりもとても上手にこの車両のカッコ良さを引き出しています。前パンなのも実に魅力的です。

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ずっと非冷房車にいましたが、あまり風も入らず、だんだん暑くなってきましたので、冷房車の先頭車両に移ってかぶりついて、終点三国港に到着。なかなか味のある終着駅ではないですか。

(乗車日:2012年8月)

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Author:QJ7000
おじさま鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになりました。未乗区間は4,000km以上もあり、今の生活パターンではおそらく不可能な領域なのですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事順にご覧になりたい方は下の「月別アーカイブ」からどうぞ。
(2013年2月より海外編も始めました。)

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