上田電鉄別所線乗車記

次は上田電鉄に乗車します。しなの鉄道で上田に到着したのが14:28。急いで連絡階段を駈け上がり、自動券売機で1日乗車券を購入しホームへ、

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最初は無理かと思った14:31発の別所温泉行きに間に合いました。待っていたのは東急時代のままの赤帯1001編成で、前パン姿がオリジナルより格好いい。

進行方向左側のドアを挟んで一番前の座席に座りるとすぐに出発、高架から地上に下りてまずは千曲川を渡ります。立ってかぶりつきしたいなぁ。でもワンマン運転ですので、乗務員の方や降りる人の邪魔になりそうなので大人しく座って過ごします。しかしこの電車は無人駅で、降りるのも乗るのも1番前のドア1箇所しか開きません。ですので途中駅から乗車してすぐに降りる人は、運転室後ろの壁にもたれてスマホいじってます。かぶりつきしてもルール違反ではないみたい。

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と、いうことで、電車も空いてきましたので、私も運転室の後ろに立ってみましょう。

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14:46、下之郷に到着します。留置している電車に注目です。左の留置線に1004編成まるまどりーむ号、右は交換する上り電車で6001編成さなだどりーむ号、写真に写っていないですがその右の車庫前に1002編成自然と友達1号がいます。

あれっ!ちょっと違うんではないかい?
上田電鉄の公式ホームページには、毎日の電車の運用予定表が公開されていまして、それによるとこの日は、引退間近の元東急7200系7255編成が夕方ラッシュを前に、約50分後に出庫するのですが、すぐに出庫出来る位置には違う電車(1004編成と1002編成)が停まっているではないですか。

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あーっ!7255編成はこんなところにいます。今日は別所温泉まで行った後、ここでこの電車の出庫シーンを見て、適当に撮影、お名残乗車しようと予定していたのですが、ここに停まっていたんでは1004編成を一回引き出さないと出てこれません。7255編成は故障でもしてしまったのでしょうか。残念ですが仕方ありません。

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乗客はどんどん減り、先頭車は私一人になってしまいました。この電車は、外観だけでなく車内も東急時代そのまんまになります。

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最後に坂を上って、本物の丸窓車5252号車がお出迎え。終点の別所温泉に到着します。

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改札を出て、急いで5252のところに行ってみます。

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ここが別所温泉駅を写す定番アングルか? 線路の向こう側へ通ずる小道が工事中で、これ以上いい写真は撮れません。

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予定では別所温泉を少し散策するつもりだったのですが、朝のスーパーあずさの遅れにより、この駅での滞在時間も僅か8分。乗ってきた電車で戻ります。

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5252号を車内から。この電車が置かれている場所は、昔は側線で本線と繋がっていて、増結用クハが昼間に留置されていた場所だったはずです。上田電鉄(当時は交通)は、子供の頃長野の親戚の家に行くのに信越本線から毎年のように見て、大学生時代は菅平にスキーに行くのに何度か上田駅を利用したにも関わらず、乗車することがありませんでした。その頃はローカル私鉄にあまり興味がなかったのが悔やまれます。750V時代は楽しかったんだろうなぁ。

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きれいに整備された駅舎の中塩田駅。

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下之郷に到着します。7255編成は出てこなそうですが、せっかく来ましたので降りてみます。

(乗車は2018年2月)

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アルピコ交通上高地線乗車記

期間があいてしまいましたが、2月の平日休みに行いました「E351系スーパーあずさ5号お名残乗車記」の続きです。

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松本に到着してその後は、信州の鉄道にいろいろ乗ってみようと思います。まずは松本電鉄ではなくてアルピコ交通の上高地線に約20年ぶりに乗車します。予定では10:45発のに乗る予定でしたが、スーパーあずさ5号の遅れにより1本後の11:28発のになってしまいました。結果、松本でゆっくりE351系を見ることができましたし、松本電鉄ではこのモハ10形リバイバル塗装の電車(3003+3004)に当たり、良かったかもしれません。車内で車掌さんから1日乗車券を買いますと、絵柄は鉄道むすめのキャラクター。車内の掲示物にもこのキャラクターがいっぱいです。

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それでは出発、お決まりのという感じの松本車両センター裏のカーブ。

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しばらくして北アルプス前衛の山が見えてきました。この路線は30年以上前(もうそんなになるのか・・・)、夏は登山、冬はスキーで何度も乗車したことがあるのですが、車窓から山々を見た記憶がほとんどありません。そんなわけで中途半端な見え具合ですが、とても新鮮に感じます。その頃は、往路は夜行急行アルプスに接続する日の出前のノンストップ便がほとんど、復路は仲間たちとの話が弾んで車窓なんてどうでも良かったんでしょう。

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新村駅で交換。そして車両基地には、凸形電機や青ガエルがまだちゃんと保存されています。維持するのもお金がかかり、撤去するのもアスベストの問題やらでお金がかかる時代になってしまっています。敬意を払って降りて見学ぐらいするべきだったと今更ながら思ったりもします。

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気付けば左側にも山々が見えてきました。奥の山は乗鞍でしょうか。

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駅員さんのいる交換可能な波田駅に到着。構内踏切を閉めなくてもいいようにするためか、ここでは右側に停車。

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途中から座れた一番前の席からの景色はこんな感じ。渕東駅で、乗客は私以外一人になってしまいます。

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11:58、30分の乗車で終点の新島々に到着です。もう一駅、島々まで線路は延びていたのですが、私が初めてこの駅に立った1984年3月には、土砂崩れで既に運休となっており、復旧することなく翌年1月に廃止されています。その時はグループでスキーに来ていたので、運転されていたとしても乗車は叶わなかったはず。

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駅前の広いバスターミナルは、30年前と全く変わってなさそうです。ただバスを待つ乗客は一人もいません。今はどうなのか気になって気になって、後で駅員さんに聞いてみたところ、2本前の電車は乗鞍方面へのバスに接続していまして、30人程のスキー客が乗り換えたとのこと。今も新島々までは電車という輸送形態は残っているようです。

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ありがたい喫煙所で一服。

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12:07発の乗ってきた電車で戻ります。ここでの滞在時間は僅か9分でしたが、このモハ10形リバイバル塗装の写真が撮れただけでも来た価値がありました。ただ昔のモハ10形の色はこんなはっきりした格好いいものではなく、もっと複雑に濁っていまして、窓回りのグレーは薬品焼けしたみたいに緑っぽく、赤は中央線オレンジを長期間雨ざらしにして色褪せさせた感じだったように記憶しています。車内の乗客は、私以外はまた一人のみ。実は私と一緒に新島々まで乗り通した同じ趣味の方です。

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車内には昔の松本電鉄の写真がずらりと貼られてまして、これが私が高校生時代に乗車した濁った色のモハ10形。とにかく船のように横揺れする電車でして、スピードを出すと吊革が踊るように揺れ、時々網棚にガチャンとぶつかるのが印象に残っています。

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こんな貴重な写真まであります。ED40とキハ58系。

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でも車内で一番存在感があるのは、鉄道むすめさんかもしれません。

復路は松本大学で女子大生が大勢乗車し車内は一気に華やかになります。みんなスーツに近いちょっとフォーマルな格好だったのですが、就職説明会とかの行事でもあったのでしょうか。その後も乗客はどんどん増えます。

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到着した松本駅ホームは、大糸線上り列車も同時に到着したので、狭いホームはラッシュ並みの混雑。その流れに逆らってたどり着いた駅ホームのそば屋さんの壁面と天井には、チャレンジ20000kmのゲームに、ディスカバリージャパン時代の駅スタンプが飾ってありました。

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特上山菜玉子かきあげそば570円で体を温めて外へ。このホームは私の青春時代の想い出が一杯詰まった場所になります。旧型国電に夢中だった中学生時代は、どんな車両が連結されているだろうとワクワクして大糸線を待ち、登山やスキーに夢中だった高校生時代は、山の天候を心配しつつ挑戦する気持ちというのをしっかり持って、ここに立っていたのです。喫煙所で一服しながら思うのは、おっさんになっちまったなぁ~。去り際にはここで深呼吸、運気が上がって、何かいいことあるかもしれません。

* * *

急いで上田に移動します。特急ワイドビューしなの9号は10両という長い編成で来ました。自由席はガラガラ。この383系も、デビューした年は先に引退するE351系と1年しか変わりませんので、そろそろ後継車の話が出てもいい頃でしょう。見どころの姨捨駅のスイッチバックは、ちょうど検札が来見逃してしまいました。それと篠ノ井線松本以北の普通列車は、211系かと思いきや、今は127系の2両編成ばかりなんですね。

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次のしなの鉄道の小諸行普通列車は、湘南色で来ました。この区間は、しなの鉄道になってからは初めて乗車します。屋代線の跡は、生々しいぐらいにまだ残っていたのが印象的です。

(乗車は2018年2月)

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長崎電気軌道乗車記3(正覚寺下~石橋~蛍茶屋~長崎駅前)

長崎電気軌道の乗り潰し記事の3本目。

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まずは正覚寺下から西浜町に戻ります。先ほどの渋い缶コーヒーラッピング車から一転、今度はえらい派手なのが来ました。リトルダンサーシリーズの3000形でして、停留場の小さな橋に乗る大きな車体がなんともアンバランス。

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最前部左側の車輪上で一段高くなった座席に座ってしまいます。バスで言うオタ席でして、なかなか眺めがいいぞ。

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0.7km乗って西浜町停留場で下車。ここで並んだ2両の年齢差はちょうど50年になります。(手前の3000形は2003年製造で実はそんなに新しくはない、奥の300形は1953年製造)

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西浜町のデルタ線を3辺とも乗車しておきたいので、「西浜町停留場」から100m以上離れている同じ停留所扱いながら別の乗り場の「西浜町(アーケード入口)停留場」まで歩いて移動し、ここから4つ目最後の終着駅の石橋行きに乗車します。

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⑤号系統の石橋行きは10分ほど待って乗車。またまたいい席に座れました。一番輸送密度が高い区間ですので、電車がうじゃうじゃいます(この写真には4両いる)。ところで長崎電気軌道には何両の電車がいるんでしょう。この界隈だけで20編成はいそうですが、Wikipediaによると75編成(2016年4月時点)とのことで、思ってたより少ない。昨年乗車したとさでん交通はどうなんでしょう。長崎に比べて運転本数は少なそうですが路線全長は長い。答えは63編成。ちなみに都営荒川線は33両で、一番編成数が多いのは広島電鉄のようです。

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ちょっと走って築町の分岐です。道路情報を伝える電光掲示板には、「8月15日・精霊流し」とあります。そうか、明後日なのか。

右手に建物がない空間が広がって、海がすぐそこにあるみたいです。大浦海岸通停留場から単線になって、海に背を向け内陸部へ。

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右手にグラバー園という観光施設が見えまして、次の大浦天主堂下停留場では蛍茶屋行き電車を待つ人がいっぱい。グラバー園帰りの観光客でしょうか。川沿いの石畳の単線線路を進み、終点石橋に到着です。

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乗車してきたのは1980年代のデザインの1200形の1205号。今は機器類を更新して1200年A形というらしい。

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海から離れたはずですが、なぜか潮の香りがします。駅から離れてみると、ここも暗渠になっていまして、昔は広い運河だったのかもしれません。今はヘドロが溜まってますが、鉄道を支える杭に貝みたいのが付着してますので、満潮時には潮が満ちて来るのでしょうか。散策したら楽しそうな路地も見えますが、すぐに戻ります。

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次に乗るのはまた新型の3000形。オタ席は他の人に譲り、運転席後ろ右側クロスシートに座ります。ここも眺めはいい。しかしこの手の新型路面電車は、昼間に乗るぶんにはいいのですが、日が暮れてからの乗車となると窓ガラスが明るい車内を反射してしまい車窓がほとんど見えないのが難点。昨年の四国松山では、これで残念な思いをしています。

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残りの未乗車区間は築町~長崎駅前4駅なのですが、蛍茶屋までまた戻りまして、②号系統のかぶりつき席に座って完乗しようと思います。

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西浜町で撮れた1枚。

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出島を昔は海だった側から見て長崎駅前に到着。最後に乗車したのは1500形という電車。乗車してかぶりつき景色を楽しむのは、窓が大きいこの手の1980年代デザインの軽快電車が一番いいかもしれません。外見だって格好いい。

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しばらく歩道橋上で電車を見てますと、古い両端ドア車が3本も揃いました。左手前が③系統の202、左奥が①系統の208、右が②系統の301。

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こちらの202は1950年製。両端にドアがある車両は、かぶりつき席が無いので乗るよりも撮影する電車。均整がとれていてとても絵になります。

これで長崎電気軌道の乗り潰しは終わり。混雑で全く車窓が見えなかった住吉から公会堂前までの区間は、機会があれば乗り直しが必要です。今日は飛行機の時間も迫ってますのでもう無理。

* * *

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こちらは長崎空港へ向かうバスの発着するバスターミナルで、小洒落たJR長崎駅(まだイベント開催中で賑やか、というよりうるさい)とは対照的に、実に昭和の雰囲気を残す空間が残っていました。

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とても静かなので、なんだか深夜0時過ぎに発着する夜行急行列車を待ってるみたいな雰囲気だなぁ。それと長崎のお土産にはびわゼリーというのがあるんだな。これも昭和っぽい。

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2階は喫煙者に優しい喫茶店。それと写真ではシャッターを下ろしてしまいましたが、立食いうどん屋さんもありまして、当店一番人気という佐世保駅でも食べたゴボウ天うどんを注文。こっちは値段が半額、もちろん天ぷらは作りおきで、テーブルに出される時には汁を吸ってしまっているのですが、一口大でスッポ抜けることもなく美味しいぞ。

それとバスターミナル外にある喫煙所にて一服中、蛍茶屋の停留場で聞いたのと同じ、重機が建物を解体するようなガラガラ音がここでも聞こえます。山の斜面を見上げてなるほど、墓地で爆竹を鳴らし、花火を上げているではないですか。これが歌で歌われているのと全然違うという、賑やかな長崎のお盆のワンシーンだったのか。一つ疑問を解決出来てスッキリです。

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特典航空券を利用して、羽田最終便で帰ります。これで九州鉄道旅行の記事は終わりです。

(乗車は2017年8月)

前の記事:長崎電気軌道乗車記2(蛍茶屋~正覚寺下)
関連タグ:路面電車長崎電気軌道

長崎電気軌道乗車記2(蛍茶屋~正覚寺下)

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蛍茶屋から正覚寺下への④号系統電車は20分間隔でさっき行ったばかりですが、停留所には④の幕を表示した渋い電車(377)がドアを開けて待っています。出発までまだ15分もありますが、暑いので中で涼んで待つことにします。

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乗客はまだ私一人でかぶりつき席も確保。するとドアが閉まって出発。

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あれ?駅から時刻表の④号系統正覚寺下行きは毎時05、25、45出発ですが、16:11にも出発したぞ。これはお盆の臨時増発便なのでしょうか。まぁいいや。

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坂をスルスル下って、ここでも頻繁にすれ違います。長崎の路面電車は毎日こうなのか、それともお盆の特別ダイヤなのか。左は③号系統の303、右は④号系統の365。

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公会堂前のデルタ線を真っ直ぐ進みます。ここから初めて乗る区間。

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写真は撮り損ねましたが、昔からの長崎電気軌道の撮影スポットである小さな川を斜めに架かる鉄橋は、こんな街の中心部にあったのか。

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西浜町(アーケード入口)にて停車。さっきから前をチョロチョロ走る(いい思い出にならなかった)青いソニックカラーの電車は、やっとここで視界から消えます。

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西浜町のデルタ線を左に折れますと、また横断歩道で一旦停止なのですが、なんとなく爽やかな道に。次の停留場の名前は観光通り。長崎の街について全く予習してきませんでしたが、札幌の大通やすすきのに相当するのがこの辺りなのでしょうか。遠くに見えるのは蛍茶屋で間にあわなかった電車の折り返し。

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思案橋の手前ですれ違う窓の大きい電車(500形の506)は、どこかで見たことあるような感じです。帰って調べてみたところ、車体は長崎オリジナルとのこと。

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停留場の間隔は200~300メートルばかりですので、もう終点が見えてきました。

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最後にすれ違うのは、また500形で浦上車庫行きです。これが終点正覚寺下停留場。

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格式高そうな名前から立派な停留場を想像していたのですが、川の上に鉄橋を架けて無理矢理造った面白い駅。Wikipediaによると1968年に渋滞解消を目的に折り返し点を移設することで出来た延伸区間の終着駅らしい。なるほど。それと今まで暗渠の上を走っていたのか。

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乗ってきた電車は、すぐに折り返して行きます。この缶コーヒーのカラーは渋くてなかなか素敵です。

(乗車は2017年8月)

前の記事:長崎電気軌道乗車記1(住吉~赤迫~蛍茶屋)
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長崎電気軌道乗車記1(住吉~赤迫~蛍茶屋)

長崎電気軌道の路線は、後ろ指(と言うの?)がとても長い鶏の足跡みたいな形をしています。全長は10.5kmあるのですが、後ろ指側から前側3本の指の先(終着駅)を時計回りに回って乗り潰ししようと思います。

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まずは途中駅である住吉停留場から1駅、後ろ指頂点の赤迫停留場まで乗車します。どんな電車が来るかと待っていれば、対向停留場にとても古そうな上り電車が来ました。

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帰って調べてみれば1951年製の211形の216号というもの。この鉄道の古い電車の特徴であります、おへそみたいなヘッドライトの両端ドア車両に早速出会うことができました。(レアな存在かと思ってましたが実はいっぱい走っています)

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赤迫行きとして来たのはカラフルな370形の376号。これも古いですが乗車ドアは中央にあるタイプ。

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これに0.4km乗って終点赤迫に到着です。この1区間は路線名としては後から延長された部分なので赤迫支線として独立しています。乗ってきた電車は①号系統の正覚寺下行きとなるのでお見送り。

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代わって入ってきた③号系統の蛍茶屋行き、今度はこれに乗車します。それにしてもずいぶん速そうな塗装です。車体を傾けて曲線を走り抜けそう、ソニック路面電車であります。

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車内に一歩足を踏み入れてなるほど。木質系の内装に組み木細工の飾り、これは水戸岡先生デザインの車両です。それにしても、せっかくこの時点で乗客は私一人なのに、この車両も乗降ドアが両端にあるため、かぶりつき席がありません。どうしよう、次のに乗ろうか、と迷っているうちに運転手さん準備完了、出発です。これが後で後悔することとなります。

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進行方向右側一番前の席からの眺めはこんな感じ。しかし次の駅住吉で半分以上の座席が埋まるほどの乗客があり、キリッとしたビジネスの装いのお姉さんが私の前に立ち、小さめのキャリーバックを私の座る座席とドアの間にある木のカウンター上にドンと置いてしまいます。これはちょうど良い荷物置き場だ。しかし前方の景色が見えなくなってしまいます。側面の窓も、小洒落たロールスクリーンがすべて下ろされ、西側でもあったので開けられる雰囲気ではありません。運転手さん右横のドア前に立とうか、ここには立っていいのか...と躊躇しているうちに、この場所も男子高校生の一団に先に奪われ、私の前に立つ乗客も増え、車窓が全く見えない状態になってしまいました。

そんなわけで、浦上にある車両基地は見えず。専用軌道区間ではビュンビュンすれ違う電車の本数の多さに路面電車の元気な町を感じることが出来ましたが、建物の中に電車が突っ込んで行く有名な箇所は車内が暗くなって、ここかな?と思ったぐらい。

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やっと車内が空いて運転手さんの右横に立てたのは、そろそろ終着駅となってしまった公会堂前停留場。私の乗車した2017年8月は、度重なる脱線事故の影響で、③号系統の蛍茶屋→赤迫方面への電車が運行停止となってしまっており、この停留場の赤迫方面乗り場はカラーコーンで閉鎖された状態になっていました。

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脱線事故が多発した公会堂前のデルタ線カーブを進みます。ここは私の乗車した後の2017年10月から11月にかけて、この箇所の運行を全面停止し、曲線半径を大きくすることで問題を解消し、③号系統の赤迫方面も運転再開に至ってます。

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右手に見える桜町~賑橋を結ぶデルタ線の一辺は、通常使用しない線路でして、脱線箇所の線路改良工事の時に撤去されてしまった模様です。

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写真は運休中の③系統赤迫行きに替わって運行されていた②系統赤迫行き。蛍茶屋から大波止経由で赤迫に向かいます。

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諏訪神社前停留場からの景色です。前方に山が見えて坂を登って行く感じがいいではありませんか。私が一番長崎らしいなと思った光景がここになります。

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支線っぽい景色ですが、運転密度は高く頻繁にすれ違います。古いのも新しいものごっちゃ混ぜ。面白いなぁ。(左が⑤号系統3001、右が②号系統308)

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終点の蛍茶屋停留場が見えてきました。次に乗りたいと思っていた16:05発④号系統の正覚寺下行きはタッチの差で間に合わず、すれ違ってしまいました。④号系統は(この時)20分間隔ですので、しばらくここで時間を潰すことになります。

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終点の蛍茶屋ですが、線路は複線のまま延びていまして、駐車場やファミリーレストランのある建物の中に吸い込まれています。建物の中を覗いてみますと、中に車両基地(留置線)がありました。

ここでは、近くのどこかでビルの解体工事が行われているようで、時おりドカドカ、ガラガラ爆音が響きます。しかし周囲には砂塵を上げてるような工事現場や重機の姿は一つも見えません。なんだろう?

(乗車は2017年8月)

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QJ7000

Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになりました。未乗区間は3,700km以上あり、今の生活パターンではおそらく不可能な領域なのですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事順にご覧になりたい方は下の「月別アーカイブ」からどうぞ。

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